Avacus第三回対応通貨投票が開始された。 参考:AvacusVote3
先日、発表された新しいルールを分析し、攻略方法について考えていきたいと思う。
Avacusの新通貨対応とは
Avacusの対応通貨になると
1. Avacusでその通貨を使ってお得に買い物ができるようになります。
(例えば、Amazonの商品を15%割引で購入できるようになります。割引率はレベルで変動します)
2. 投票終了後、所持VACUSと同量の新しい対応通貨のサブトークンがエアドロップされます。
— 参考:http://avacus.info/ava-teaser/?page_id=1400
新ルール
【重要】新通貨対応投票の詳細について!
詳細
https://t.co/wtwUvBR1DK・25日までの取引ポイントをもとに全体で2000票ある投票権をユーザーで分け合う
・一人20票が上限。小数点単位で配布します(1sat以下切り捨て) 続きます
・VACUSを持ってなくてもAvacusを使うだけで投票権が得られます!— Avacus (@Avacus_official) 2018年10月10日
重要なポイントは
・投票権獲得に必要だったVACUS保有の条件を撤廃
・投票権は取引ポイントに応じて2000票を奪い合う
取引ポイント
・取引ポイント(バイヤー)=1+割引率(%) * 0.1
・取引ポイント(ショッパー)=1例) 1万円の10%引きが成立すると、Shopperには1ポイント。Buyerには2ポイント入ります!
— Avacus (@Avacus_official) 2018年10月10日
効率的に取引ポイントを稼ぐには
「割引率の高く、支払う金額が少ないオファーをバイヤーする」
ただし、注意したいのは
他の人の取引ポイントがわからない為、25日の投票権配布まで、自分がどのくらいの投票権を得るのか全く予測できません。つまり闇雲にバイヤーしまくっても、どれくらい票数を獲得できるのかわからない。
投票権獲得のシミュレーション
先にのべたように、完全に予測することは不可能ですが、頑張ってなんとなくでも数字を出してみたいと思います。あくまで仮定の試算です。この目安が外れたところで編集部は一切責任はとりませんよ!!
仮定)
◆ユーザー数を3000人と仮定(twitterのフォロワー数くらい)
◆全ユーザーの取引回数の割合(オファーリストの割引率からユーザーのレベル、取引スコアを想像)
0 – 50回 90%、51- 100回 8.9%、101 – 200回 1%、201 – 300回 0.1%
◆総得点数(平均値で計算)
25*(3000*90%) + 75*(3000*8.9%) + 150*(3000*1%) + 250*(3000*0.1%) = 67,500 + 20,025 + 4,500 + 750 = 92,775点
2000票のうちすでに、約439.55票は配布済み(https://xchain.io/asset/vacus.vote.3)なので
実際にとりあうのは1560票、これを按分するということは、
◆取引ポイント1点あたりの票数
0.0168票
◆獲得できる投票権(例
取引ポイント50の場合 0.84票
取引ポイント100の場合 1.68票
取引ポイント200の場合 3.36票
取引ポイント300の場合 5.04票
※この試算にはバイヤーで取引ポイントを稼ぐことを考慮していません
※ショッパーとバイヤーの割合によっては、総得点数は、1.2〜2倍くらいになる可能性もある
ユーザー数も、それらユーザーの取引回数もあくまで編集部の勝手な仮定の数値で推測の域をでることはありませんが、例えば運営が上限を20票にしたところから上位レベルのホルダーが20票持つように設定されたと仮定するとまた全く別の試算が出せるでしょう。
勝利の戦略
今回、小数点のレベルの細か〜い票をたくさんの人に配られるはず。
そしてその細か〜くわかれた票をいかに回収するかが勝負の肝となりそう。
ユーザーの中には、単純にAvacusを便利なお買い物ツールとして利用し
counterwalletも持たず、投票に興味がない人もかなりいると思われる。
そういった人から票を集めるのは簡単ではない。(方法がないわけではない)
結果、一人あたりの票数が細かくてもコミュニティの規模が大きいコミュニティが有利かもしれない。
規模が小さなコミュが勝利を掴むためには
Avacusへの理解がある初期からのユーザーは一人あたりの票数が多いはずなので
そういったAvacusコミュニティ、Avaholicに対して、いかにアピールするかが鍵になるかもしれない。
各コミュの票の回収のアイディアに今から興味津々ですね。
まとめ
編集部の雑な試算ではあったが、獲得できる票数をみると、とてもフェアになるように考えられている仕様だなと改めて思いました。
勝つためには業者のように、ただただAvacusを使いまくれば良い、といったような単純に形にはならなそうだ。(もちろんたくさん使うことは、票数につながるのですが…そこまで極端に差がでないようになっている気がする。)
しかも、バイヤーがやや有利になるような仕様なので、Avacusユーザーはより一層お得に買い物が楽しめる。なんともユーザーファースト!
Avacusがより良くなるためには、どの通貨が選ばれるべきなのかユーザーは選択を迫られています。しかし例えその選択を放棄したとしてもAvacusに採用されるメリットを理解して策を考えた優秀なコミュニティが勝ち残る形になっているようにも思います。
ま、選挙も楽しいけど、選挙とか関係なく、お得に買い物を楽しんじゃえばいいんじゃないかなって思います。
おそらく割引率の高いオファーが通りやすい今はチャンスかもしれません。
以上、おしまい。
▽▽AvacusVote3新規ノミネート通貨▽▽
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▽▽次回予告▽▽
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