5月8日、AvacusPayに 「MUUI」が追加され、
5月11日には、「XPC」、「NANJ」も対応する予定があることが発表された。
連日ニュースが続き、色方面からの注目を集める「AvacusPay」
AvacusPayは単なる送金ツールにあらず。
メッセージのやりとりもでき、手数料の還元もある。
Avacusとの連動しているため、そのまま買い物や仕事の依頼までも出来る、そのポテンシャルたるや……。
このあたりは前回の記事で書いたので、今回の記事では、「AvacusPay」に新しく通貨が対応されることについて考察をしてみようと思います。
目次
AvacusPayとは
Avacus PayはAvacus内のWallet同士の暗号通貨を一瞬で送受信することができるアプリです。
お互いがAvacusに登録していればいつでも投げ銭や報酬の支払い、店舗での決済がスピーディに行えます。
詳しい機能説明や使い方などについては前回の記事で詳しく書いていますのでそちらを読んでみてください。
採用通貨の基準
運営の公式発表
【お知らせ】ついに一瞬で暗号通貨の送金ができるAvacus PayがiOS Android同時リリースです! Avacus walletを持っていれば誰でも利用可能!ユーザー名から検索するかQRコードを読み込むだけ!受け取った人はすぐにAvacusでお買い物もできる! 現在BTCとVACUSが利用可能で、順次対応予定です! pic.twitter.com/FMPLAv6lTO
— Avacus (@Avacus_official) 2019年4月12日
【募集】法人向けのソリューションとしてAvacus Payを使った独自トークン支払いに興味あるお客様はこちらのアカウントまでダイレクトメールにてご連絡くださいませ!
— Avacus (@Avacus_official) 2019年4月12日
考察
「現在BTCとVACUSが利用可能で、順次対応予定です!」と発表されており、一見するとAvacusに採用されている通貨が順次対応するかということのようにも受け取れるがそのあたりは正確には発表されていない。
法人向けソリューションでの利用についての募集を合わせて発信していることにもメッセージ性を感じる。
AVACUSと言えば、Avacus選挙などでも度々聞かれるワードに「コミュニティパワー」というものがある。
そして、先日のAvacus株式会社代表のブログを読んでいても感じたのは、「一緒に文化を創っていこう!」「一緒に面白いことやろうぜ!」というメッセージ。
“一緒に”というのがキーワードであるように思える。
Avacusは常に「新しさ」や「面白さ」を求めているし、コミュニティには「自発的」であることを求めているように感じる。
もちろんAvacus選挙でも同じことだが、新しい通貨を採用するには当然コストもかかる。
今後もコミュニティパワーがあって暗号通貨界が面白く、楽しくなりそうと思える通貨を採用するのではないだろうか。
通貨によっては、コミュニティは存在せずとも大きなパワーを持ったものもある。
それはそれで面白くなりそうと判断されれば採用の選択肢に入るのかもしれない。
AvacusPayで使える暗号通貨
Bitcoin
言わずと知れた最強暗号通貨
VACUS
CounterpartyトークンでBitcoin同等のセキュリティを持つ
Avacusというサービスで利用したり、保有していると還元やサブトークン配布など様々な特典がある
MUUI (追加2019/05/11)
CounterpartyトークンでBitcoin同等のセキュリティを持つ
MUUI主催イベントなどで利用可能
XPC (追加2019/5/16)
Avacus採用通貨、PayだけでなくAvacusでも使える
NANJ (追加2019/5/27)
Avacus採用通貨、PayだけでなくAvacusでも使える
MUUIが追加
5月11日 MUUIがAvacusPayに追加された。
本日からAVACUS PayにてMUUIの利用が可能になりました。
尚、MUUI代表AKIRA出資により渋谷に誕生日した店舗Bar THE WUではお支払いにMUUIのご利用が可能です。
MUUIでのお支払い時には是非AVACUS Payをご活用下さい。 https://t.co/oRezr4cEw4 pic.twitter.com/u2mlhib0tx— MUUI (@MUUI_MUI_MU) 2019年5月8日
あれ?MUUIってAvacus対応だっけ…?
MUUIは、第三回Avacus総選挙にもノミネートされ、NANJとの死闘の末に破れたものの、Avasakeの主催をしたりAvacus生態系にはもうすでにそこそこに足を踏み入れており馴染みある通貨である。
しかしながらAvacusには採用はされておらず、AvacusPayに「MUUI」が採用されるニュースを聞いて驚いた人もいるかもしれない。Avacusに採用されているかどうかなどは、関係がないようだ。
MUUI運営の動き
【お知らせ】
MUUIはAVACUSの募集しておりますAVACUS Payサービスの各種参加条件を確認し、参入可能と判断しましたので申込の手続きを行いました。
宜しくお願い致します。m(__)m https://t.co/rFOqM59Aqy— MUUI (@MUUI_MUI_MU) 2019年4月21日
Avacus運営の呼びかけに対し、MUUI運営はいち早く反応を示し、参入の申し込みを行い、無事対応される運びとなった。
このMUUIの対応の流れを見ても、先で考察した通り、自発的にアクションを起こす者に、道は開かれているように思える。
MUUIのAvacusPay対応メリット
MUUIの詳細を知れば知るほどAvacusPayに採用されることは、メリットが大きいことがわかる。MUUIが早期に採用の申請をしたことも納得できる。
世界の誰でも、どこでも、送金可能というのが暗号通貨の良いところではあるがそれをするのに人間にとって使い易いレベルになっているツールは多くなかった。店舗での利用も想定されているAvacusPayに採用されることは、MUUIの中長期目標である「MUUI主催イベント以外での利用店舗拡大」を達成を助けるツールとなるかもしれない。
XPCが追加予定
【お知らせ】この度申請を受け #XPC のAvacus Pay対応を決定致しました!🎉🎉
対応に向けての開発を進めてまいります。対応後には改めてアナウンスさせて頂きますのでよろしくお願い致します🕺 #Avacus #XPC #XPChain— Avacus (@Avacus_official) 2019年5月11日
XPCの追加予定が発表された。
[2019.5.16追記]XPCがAvacusPayに追加されました。
NANJが追加予定
【お知らせ】この度申請を受け #NANJ のAvacus Pay対応を決定致しました!🎉🎉
対応に向けての開発を進めてまいります。対応後には改めてアナウンスさせて頂きますのでよろしくお願い致します💃 #Avacus #NANJ #avacuspay— Avacus (@Avacus_official) 2019年5月11日
XPCの追加発表とほぼ同時に、NANJの追加予定であることも発表されました。
[2019.5.27追記]NANJがAvacusPayに追加されました。
編集部よりヒトコト
AvacusPayの対応通貨は今後も順次増えていくかもしれない。
どの新規対応通貨も、運営やホルダーなどの枠に囚われることなく、各自が自発的にAvacusPayを最大限活用することで、各通貨の発展、Avacus生態系の発展、暗号通貨界隈の活性化に繋がっていくと面白そうだ。
Counterpartyのようなものを使えばトークンの作成は格安に行えるが、それを使いやすい形にするツールを作るのはそんなに簡単ではない、AvacusPayはそういった独自トークン参入を助けるツールになるのかもしれない。