LINE Xenesis と 動いて稼ぐゲームアプリ「STEPN」を運営する Find Satoshi がLINE独自のブロックチェーン「LINE Blockchain」上でSTEPNを展開することを目的とした覚書を締結したことを発表。(2022.08.09)
LINE XenesisとFind Satoshiは、STEPNを日本市場向けにローカライズする技術面と事業面で協力し、日本のユーザーが健康的なライフスタイルの一部としてWEB3.0を簡単かつ楽しく体験できるサービスの作成を目指す。
株式会社LINE Xenesis
事業内容:LINEの暗号資産およびブロックチェーン関連事業
代表取締役:リム・インキュウ
所在地:東京都品川区西品川1-1-1 住友不動産大崎ガーデンタワー22階
HP: https://linexenesiscorp.com/ja/
Find Satoshi Lab Limited
事業内容:ITサービスとITコンサルティング STEPNの運営
所在地:南オーストラリア州アデレード
LINEのブロックチェーン開発
- 2018年 4月 LINE Blockchain Labを設立
- Blockchain技術を応用したdAppsの開発
- P2Pネットワークを利用した分散システムや暗号化技術の研究
- LINE Blockchain(LINE独自のBlockchain)を開発
- それをベースに同社独自の暗号資産LINKを発行
- サービス展開・運営
- 「LINE BITMAX」国内暗号資産取引サービス
- 「BITFRONT」海外暗号資産取引サービス
- 「LINE NFT」総合NFTマーケットプレイス
STEPNとは
プレイヤーが歩んだ歩数に相当する暗号資産を獲得できる世界初の「動いて稼ぐ」ブロックチェーンゲーム。2021年12月にベータ版をリリースして以来、人気が高まっている。2022年7月15日の時点でのユーザー数は450万人でMAUは300万人と発表されている。ユーザーの多くが日本人を占めていることもあり、日本国内では密かなブームとなり、ゲーム内のガチャに高額課金する様子をYoutubeやTwitter等で配信する人なども頻繁に見られた。
「稼げる・稼げない」の部分に着目すると懐疑的な意見や体験談もあり、健康目的(いわば惰性)でプレイする人以外は離脱しているイメージもあり、最近ではあまり「STEPN」のことを聞く機会は個人の体感では減っておりブームも下火になったように感じていた。
そこにきてこのニュースとなると、今まで密かなブームだったものが一般に一気に浸透する起爆剤となりそうな予感もするが、税制も厳しく仮想通貨についてマイナスのイメージがついている日本で、今まで仮想通貨を触ったことがない層にまで広がりを見せるかは怪しい。ポケモンGoのように海外で流行っていると聞くと今までの懐疑的な姿勢を忘れてすぐに飛びつくミーハーな国民性もあるが、それをもっても、今まで仮想通貨に全く触れたことがない層がこのゲームを使いこなすにはまだまだハードルは高そうだ。
良くも悪くも今後もまた少し「STEPN」が話題にあがりそうだ。
参考、引用元
・プレスリリース