先日、ご紹介したAvacus第二回対応通貨投票で数あるライバル通貨を抑えて優勝した「XPC」について今回深掘りしていきたいと思います。
「XCP」と混同している方もいるかもしれませんが、全く別物ですよ〜
XPCとは
通貨名 | eXPerience Chain |
ティッカーシンボル | XPC |
初期発行枚数 | 100,000,000,000XPC (AirDrop:80%、運営ロックアップ:20%) |
コンセンサスアルゴリズム | Age Burnable PoS(ABPoS) |
公式サイト | https://xpchain.io/ |
ホワイトペーパー | https://xpchain.io/whitepaper/XPC_Whitepaper_JP.pdf |
概要
eXPerience Chain(XPC)は、普段使いのコミュニティコインを目指した仮想通貨です。XPCのコミュニティでは、誰もが自分のアイディアを実現したり表現できる場を目指し、XPCはその中でのツールとして利用できることを目指しています。PoSにより、ユーザーは高額な設備がなくとも手持ちのXPCを増やすことができます。誰かにチップしたり、商品を買ったり。イベントやコンペを開くこともできるでしょう。XPCチームはXPCを通じて、ユーザーのコミュニケーションを応援します
はじまりはXP…
まずXPCを知る前に、XPというものがあることを知っておきたい。
XP(Experience Points)という、直訳「経験値」っていう、その名の通り、レベルアップにインセンティブ(報酬)としてもらうことを想定したトークンがあります。
とてもゲームチックで、このトークンは人気が出て、とにかくコミュニティが盛り上がっていると以前から話題になっていました。
私がディスコードを始めたきっかけも、ゲームからではなくて、XPっていう仮想通貨コミュがディスコードで盛り上がっているらしいという噂からでした。
2017年末にはコミュニティにホリエモンこと堀江貴文さんも登場して話題になりました。
XPからXPCへの経緯
XPは海外で誕生したトークンではあったけど、日本人の保有率が高かったんです。
XPが使えるお店一号店もたしか日本(cafe EMPORIO)だったのです。
XPの日本コミュニティはすごい盛り上がっていたのですが、
肝心の本家XPbotが不安定で、本家の感度がいまいち悪くて…
XPの日本コミュが独自のbotを作ったりして、
だんだん本家から独立していく流れになったとかとか…
と、ここまではコミュニティの中の人から聞いた話です。
先日読んだ、XPC-JP協会代表理事のmiyarbucksさんがインタビュー記事の中では
・ XPはPoSの仕組み上、一部の大量保有者が独占的に資産を増やして富の集中が起きそうなこと
・日本がネックで、海外上場もXPの古いブロックチェーンの仕様では難しそうなこと
といったことを離脱の理由としてあげられていました。
Age Burnable PoS
XPがPoS(Proof of stake)なのに比べ、XPCは、Age Burnable PoS(ABPoS)を採用します。
詳しい仕様は、ホワイトペーパーに書かれた図がわかりやすいのでぜひ読んで見てください。
最大の特徴は、ネットワークから支払われる報酬がトランザクションを条件付きで編集できること。
報酬を送ることを想定した設計のように感じました。
ホワイトペーパーで気になった項目
Geo-Link
位置情報を使って、雨雲のまわりのXPC利用者にXPCの配布(Rain)を行う機能
XPCの雨… なんだかとっても、サイバーチックでおもしろそう!!
国際プロジェクト
XPC チームには、アメリカ、カナダ、韓国、日本、タイ、イタリア、スロベニア、フィンランドという国際色豊かなメンバーがおり、そ
れぞれの国の事情に沿ってサービスとマーケティング展開を行っていきます。
海外展開は魅力的ですよね。
公式キャラChainちゃん
XPCの公式キャラクターChainちゃんです。
メガネの構造の設定資料まであって、細かく設定されてて、とにかく洗練されてて、とってもかわいいです!
Chainちゃん公式サイト
まとめ
“経験”っていうキーワードや、日常にゲーム的な感覚を取り入れようというコンセプトは
ゲーム好きの私にとって、とても魅力的に感じました。Rain機能なんて、なんてバブリーなんでしょうか。
雨雲を求めて、ポケモンGoのように端末片手にさまよう人たちを想像するとワクワクしますね。
以上、XPCについての分析でした。グッバイ!
近日、XPC-JP協会代表理事のmiyarbucksさんにAvacus選挙についての
インタビュー記事を掲載予定です!お楽しみに!!!!