2018年11月16日1時40分頃にビットコインキャッシュ(BCH)のハードフォークが予定されています。
BCH保有者は概要を確認しておきましょう。
今回のBCHハードフォークについてざくっと理解していこう。
BCHの2大勢力
1. ABC派 :オラオラ系 (人物:Amaury Séchet 、bitmainのCEOであるジハン)
2. SV(サトシビジョン)派 :信仰系 (人物:Craig Wright = CSW 自称ナカモトサトシの人)
※ 3. Unlimited派 :中立保守系 (人物:Andrew Stone)
ジハン vs クレイグ の戦いと捉えてる人もいるみたい..
両者が掲げる主な変更点
ABC
・OP_CHECKDATASIG、OP_CHECKDATASIGVERIFY 導入 (DSV)
→DSVはカジノとかで使えそうだと言われてる。クレイグはこのへんも気に食わない
Bitcoin SV
・ブロックサイズの変更 128MB
・4つのopコードの復活
→サトシの論文に書かれてることを元にしたアップデートだと主張
争いのあらすじ
ABC「新しい変更をいれてハードフォークするから、こっちにしてね!」
SV「そんな変更はサトシの論文とは思想が違うから反対だ!そっちが勝手なことするなら、こっちも独自のアップデートをするぞ!」
Unlimited「まぁまぁ妥協案を探しましょうよー。」
Unlimitedの妥協案は採用されずいまだABCとSVは争っている。
Andrew Stone氏は、”現在行われているハードフォークの論争は「権力とエゴが目的」だ”と批判した。
このままだと両陣営の独自のアップデートが行われ大きな混乱が起きる可能性が出ている。
まとめ
この戦争がどうなるのかは、わかりません。
しかしながら、戦争中はビットコインキャッシュは使えませんし、送金もできず混乱は必須です。
BCH保持者は、何かしら対策をした方が良いでしょう。
相場についていえば、ハードフォークを節目に大きな価格変動もあるかもしれません。
アップデート内容に関わらず、ハードフォークにはそういった変化があると考えてよいかと思います。
リスクを知り、正しく付き合っていきましょう。
【関連】
– BCHってなあに?
– ハードフォークってなあに?
– 【解説】BCHハードフォーク 5/16