ねぇねぇ、メグ、このつぶやき読んでみて!!
え、何ですか、編集長。私だって日本語くらい読めますよ〜
今最もイノベーションが起きている領域はdex、クロスチェーンインターオペラビリティ、ライトニングネットワークですこの三つは将来統合、相互運用されます。
ビットコインをイーサリアムもこの方向を目指しています。
これが標準になるでしょう— ビッグストーン Bigstone (@bigstonebtc) 2018年3月18日
・・・・・・・・・・・なんだこれ、宇宙語だ
ねぇねぇ、メグ、宇宙感じちゃった?w
もぅ、からかわないでくださいよ…。知らない単語多すぎて私には意味がわかりませんでした。はい、すいません、すいません。
編集長は気付いたんだけど、仮想通貨(暗号通貨)とか技術の分野ってとくに進歩が早いから、本で勉強するのも勿論良いけど、その界隈の人のTwitterのつぶやきとかを解読してみるってのもひとつの手かなって思うんだよね
なるほど…。
今回はこのつぶやきの中にある「DEX」という単語について解説していきたいと思うよ
DEXとは
今後のキーワードになるであろう「DEX」について今回は解説します。
メグさん、どうも。今日はDEXについて僕が説明しますね
ケンさん、よろしくおねがいします
DEXというのは、分散型の取引所のことをさします。
Decentralized EXchange 直訳 分散型取引所
分散型…ブロックチェーンの説明でも出てきた言葉ですね…
そうです。そうです。ブロックチェーンの非中央集権型(分散型)の概念を取引所にあてはめたものが、まさに分散型取引所(DEX)なんだ
これがまさに次世代型の取引所だ!って注目されてるんだよね
分散型だと何がいいんですか…?
例えば、中央集権型の取引所っていうのは、勿論中央管理者が存在するってのわかるよね?
はい、例えば、Zaifとか、Bitflierとか、Coincheckがそれですよね?
そうです。そしてその場合は、その取引所に対して、秘密鍵とか、個人の仮想通貨の資産とかを預けている形になってますよね。結局、お金を預けてるんですよね。
あ、はい。あれ?銀行と変わらない…?
そうなのです。やっぱり中央集権型は、狙われやすいってのがあるのですよね。絶対安全だっていってたブロックチェーンなのに、結局中央管理者が管理しはじめて、内部の不正(GOX事件)や外部からのハッキング(NEMの流出事件)などが起きてしまったり、全然安全じゃないじゃん!みたいな感じになっちゃてるわけですよ。銀行強盗みたいなことが起きちゃってるわけですよ。
おぉ…そう考えると、中央集権型の取引所を全面的に信頼して、資産を預けてるってのはちょっと怖いですね…
そこで考えられたのが、この分散型取引所(DEX)なんですよ。DEX自体は、何をどのくらい売りたいとか、買いたいとか、そういうものを表示させて、マッチングさせることをしてるだけで、取引や資産の管理はブロックチェーン上で行うので、秘密鍵も個人が完全に管理することになるんだ
中央集権型の取引所と違って、取引手数料みたいなものを上乗せされてとられることもないんだよ。
あぁ、なるほどなんとなくわかってきました。中央集権型の取引所はなんだか結局銀行みたいなことをやってて、全然イケてなかったのですね
まぁ、そうだね!全然イケてないよね!…っていうと取引所の方に怒られそうなので、中央集権には中央集権の良いところもあると思うよ!って適当なこと言っておきます
ww じゃあ逆に、DEXの悪いところって何かあるんですか?
まだまだDEXは技術的に新しい分野なので利用者が少ないので、流動性が低い(取引が成立しにくい)ってことかなぁ。
あとは、運営会社はサービスの運営にはほとんどお金がかからないので運営手数料をとることはないですが、ブロックチェーンの書き込みや、入金や出金の際には毎回手数料がかかります。慣れない人にとっては、たくさん手数料をとられてるように感じてしまうかもしれないです。
あとは、当たり前ですが運営手数料をとってないということは、サポートなどはほとんどありません
なるほどです。自分でしっかりしないといけませんね。使うのにある程度リテラシーが必要かもしれないですね。
DEX例
Counterparty(カウンターパーティー)
Waves Lite Client(ウェーブスライトクライアント)
まとめ
DEXとは、ブロックチェーン上の非中央集権型の取引所のことです。
メリット
- 安全性が高い
- 運用手数料はとられない
- 本人確認不要
- 管理者がいないし24時間365日使える
デメリット
- 流動性が低い
- サポートがない
今回は「DEX」というキーワードに着目しましたが
イノベーションの最前線、「クロスチェーンインターオペラビリティ」「ライトニングネットワーク」などなどのキーワードについても、今後掘り下げていきたいと思います。