Avacus株式会社が新アプリAvacus.appのオープンベータ版をリリースした。
Avacus株式会社は暗号資産交換業(カストディ業務)の申請取り下げに伴い、今年5月にAvacus.ioのサービス終了を発表していた。今回のアプリは、OpenseaやPancakeswap、Compoundなど、DefiやNFTをはじめとした色々なDAppsをスマホで快適に触れるという全く新しいアプリだ。
今後のアップデートでAvacus.ioで提供していたような独自サービスもDAppsの形で追加される可能性もあるとのことだ。
※Avacusアプリを既にインストールしたことがある人は、アップデートすることで入手可能
現在の機能
・ウォレット(Ethereumベース)
・DAppsリスト
・最適化されたモバイルブラウザ
デフォルトのネットワークは、Ethereum、Optimism、BSC、Polygon、Arbitriumで
ユーザー側で追加可能。ネットワークの切り替えは2タップ。
※2022年1月、Solanaネットワーク追加
今後の機能
・持っているNFTの閲覧 ※リリース済み
・ユーザー間の匿名メッセンジャー機能 ※リリース済み
・Avacus.ioで提供していたようなAvacus独自のサービスをDApps化 ※リリース済み
注意点
Avacus.appは、Avacus.ioとは別サービスなので残高の共有はできない
2度目の出金手数料無料の一括出庫も検討中とのことなので、まだ出金できていない人はアナウンスを見逃さないようにした方が良いかもしれない。
路線変更について
AvacusはAvacus.ioのオンチェーン版の開発を発表していたが、オンチェーンをユーザーがそのまま使うにはやはりまだ敷居が高すぎるとの判断から、ユーザーが快適に暗号資産を触る為のインターフェース、暗号資産の色々なサービスに触れるためのポータルを提供することにしたとの路線変更の経緯が語られた。暗号資産を身近なものにするという一貫したテーマにブレはなさそうだ。
参考:
Avacus公式Tweet
まつかぶ@Avacus Inc. CEO Tweet
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