Avacus

ファンと選手の関係を暗号通貨で変える。 新しい応援のカタチ「AvacusSports」

みなさんは今までスポーツ観戦をしたことがありますか?
今までスポーツの応援といえば、スタジアムに出向いてするというのが一般的でしたが、そんな常識が変わるかもしれません。インターネットの普及やSNSなどにより、昔に比べてファンはスポーツ選手をより近い距離に感じられるようになりました。ブロックチェーン技術により、今後その関係がまたさらに新しいカタチに変わりはじめています。

1月30日、Avacus株式会社が自身の暗号通貨サービス「Avacus」を使い、スポーツ選手を支援する新しいカタチ「Avacus Sports」という取り組みを発表。元ラグビー日本代表で現在プロラグビー選手の長江有祐さんが主導でこの取り組みが動き始めています

目次

従来のファンと選手の関係

インターネットの普及により、例えば選手はSNSでファンにメッセージを発信し、ファンはそれに対して「いいね」をしたり「コメントをする」ことができるようになりました。ファンレターやプレゼントを送るなども従来の応援の仕方でした。

この従来の応援の形ではなく、もっと直接的に選手を支援することができるとしたらどうでしょう?
直接選手に投げ銭ができたらどうでしょう?

実は今までは、それができなかったのです。
プライバシーの問題もあったり、単純に“お金を送る”という作業にコストがかかったからというのもありました。しかし、ブロックチェーン技術を利用した送金システムがそれを可能にしたのです。

これにより、ファンは応援したい選手のいわばスポンサーになることができるのです。

AvacusSportsの仕組み

出典元:PRtimes

選手は投げ銭を受け取るQRをSNSなどに貼り付け、ファンはそのQRを読み込み選手に直接投げ銭をします。投げ銭を受け取った選手は、その投げ銭を換金することなく、買い物や仕事の報酬にすぐ使ったり、選手自身が望む形で自由に利用することができます。
例えば選手が投げ銭でスポーツ用具を買い物する際も、ファンがそれをバイヤーとして購入することもでき、より直接的に選手を支えている気持ちになることもできます。

例)選手ができること
  • QRを発行し投げ銭を募りSNSで発信
  • 投げ銭をくれた人にお礼のメッセージが送れる
  • もらった投げ銭で物が買える(換金不要)
  • もらった投げ銭で人に仕事を頼むことができる(換金不要)
例)ファンができること
  • 応援したい選手に投げ銭を送れる
  • 応援したい選手に応援メッセージを送れる
  • 選手がほしい商品を直接買うことによる支援

ポイント
ここで上げた利用方法はあくまで例に過ぎません。
Avacusの複数機能、送金SNS(Pay)、買い物(shop)、仕事クラウドソーシング(ask)、売り買い(bazaar)を駆使すれば、他にも色々な支援のカタチを生むことが可能です。

実際の取り組み

元ラグビー日本代表で現在プロラグビー選手の長江有祐さん主導でこの取り組みが実際に行なわれている。長江選手は自身が選手として活動しながらも、スポーツ選手の価値向上を目指し、若い世代の応援、セカンドキャリアの充実を自社で行っています。
Twitterではその活動が日々発信されており、ある一人のスポーツ選手がAvacusを使ってどのようにスポーツ支援の輪を広げているかがとてもわかりやすいので紹介していきたい。

【全てはこのツイートからはじまった – 投げ銭を募る】

【応援メッセージや投げ銭のお礼】

【頂いた暗号資産の使い道を発表】

【この取り組みへの賛同を募る】

【日本代表の田中史朗選手や姫野和樹選手などがRTするなど次第に大きな動きに…】

【既存コミュニティが初心者をサポートする姿はまるで…】

【ラグビー普及活動の報告やAvacusで購入予定の用具を告知】

【実際にショッパーに挑戦してみる】

【15%OFFでの購入に成功】

【投げ銭の新しい使い道を発表】

【Avacusを活用した使い道のアイディアがどんどん出てくる…】

長江選手は2019年12月にTwitterを始めたばかりのにも関わらず、非常にこまめな情報発信をしています。
ファンからの直接支援という形によるモチベーションのおかげかもしれないし、Avacus自体にすでにコミュニティが作られていることで、困った時に誰かしらが教えてくれる土台があったおかげかもしれません。(当然、長江選手自身の新しいものを使いこなす元々のポテンシャルの高さ、情熱の強さなどもあるでしょう。)

投げ銭の送り方

この新しい支援のカタチを実際にやってみたい思った方は数分もあれば参加可能です。
投げ銭の送り方を紹介します。

1. まずAvacusPayをインストール
2. 「AvacusPay」でStoreを検索
3. Avacusアカウントがある人はそのまま使えます。ない人はまずアカウントを作りましょう。

※すでにAvacusアカウントをお持ちの方は、アプリをインストールしなくてもブラウザから「QRを読み込まない方法」と同じ手順で送金が可能です。パソコン操作の方が慣れているという人はブラウザからの送金が便利です

QRを読み込む方法

1. スキャナーをクリックしスキャナーを起動
2. QRを読み込む
→ここからは共通

QRを読み込まない方法

1. ユーザー検索をクリック
2. 「cho」を入力し探す
3. 見つけたら一応本人かどうかプロフィール確認し「メッセージ」をクリック
4. 左下のマークをクリック
→ここからは共通

共通

1. TrustPayを選択
2. 送金額、メッセージを記入し送信(図は100VACUSを送信する例)
3. 確認画面で確認して送信すると登録メアドに承認コードが届く
4. 承認コードを入力したら送金終了

AvacusSportsの応用

実はAvacusは、AvacusSportsという取り組みを掲げる以前から、日本を代表するe-sportsチーム「All Rejection Gaming(以下、ARG)」のスポンサーになっています。ARGはすでにAvacusによる投げ銭で、選手の眼を癒すホットアイマスクの購入などを行なっているなどの実績があります。
Avacus×e-sportsが、実はすでに始まっているともいえます。

このように色々なところに目を向けると、実はこの仕組みはすでに色々なところで使われ始めています。
例えば個人がイベント開催のスポンサーをAvacusPayで募ったり、クリエイターが制作活動の支援をAvacusPayで募っているシーンを見つけることができます。

注目すべきは、この仕組みはSports以外の多方面でも応用が効くというところです。アイドルとファン、芸能人とファン、漫画家とファン、ライブ配信者とファン。身近で何かに頑張っている人がいて、その人を応援したい気持ちがあれば、すぐにでも始められるのです。

この取り組みを大きな動きとして広げていくためには個人の力だけでは足りないかもしれません。色々な人の助けやアイディアが必要で、それぞれの体系にあった使い方や発信の仕方などがあるような気もします。今回スポーツ選手が持つ拡散力には、とても驚かされました。

長江選手がAvacusを使い始めてから様々な利用方法を思いついている様子をみて、何か自分でも出来そうと刺激をもらった人もいるかもしれません。色々な人が、色々な使い方をし始めて、色んなケースが生まれて、そうやって新しい文化が出来あがっていくんだということを感じることができます。ですね。

スポーツ観戦の文化も、投げ銭の文化もあまりない日本で、独自に新しいスポーツ支援のカタチが出来ていくのはとても面白いことです。

編集部よりヒトコト

「それはそうなのですが、やはりラグビー界の上の方々はコンサバティブな人が多くて……。私はいつも言っているんです、ラガーマンが自分たちでボールを抱えたままだと、いつまでもたっても世の中にラグビーが広まらないと。思い切ってボールを社会に向けてパスするくらいの気持ちがないと、改革は進まないと思います」

この言葉は、アジアラグビー協会の副会長をつとめる上野裕一氏が対談で話していた言葉で、文脈は省きますし、今回の話しとは直接内容が合致するわけではありませんが、

まさに今、長江選手が思い切ってボールを社会に向けてパスしているようだなと私は感じました。
スポーツをブームで終わらせないためのヒントがこの取り組みにあるような気がしてわくわくしています。
ラグビーW杯でラグビーに少しでも興味を持った人は、まずはこの新しい文化新しい支援のカタチにトライをきめてみませんか?

参考
暗号通貨でスポーツ選手を支援する新しいカタチ「Avacus Sports」で将来のラグビー選手を育成
スポーツ選手とファンの関わり方は仮想通貨(暗号資産)で変わる。

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