Avacus

暗号通貨で農業改革「AVACUS FARM」

暗号通貨サービス「Avacus」を使って暗号通貨と農業を繋ぐ新しい取り組み「AVACUS FARM」がAVACUSユーザー(発起人:3Dパパさん)の手で独自にスタートしています。今回はこの取り組みについて調べてみたいと思います。

目次

AvacusFarmとは

「自身が栽培をした農産物などの出品を代行するサービス」

規格外として市場に出荷できない農産物をAvacusBazaarというプラットフォームを使ってネット販売を行います。
生産者は情報(写真・商品名・価格など)を送るだけで、販売促進や発送案内や購入後のフォローなどを行ってくれるサービスなので、ネット販売などの経験がない農家さんでも安心して行うことができます。

利用手順

主にLINEを利用して行います。
詳しい手順を知りたい方は、以下をご確認ください。

[公式]AvacusFarm使い方

メリット

* 規格外農産物の廃棄問題を解決
* 新しい顧客(ファン)の獲得
* ユーザー対応は運営が行いますので、商品を出荷するだけでOK。
* 商品代金は日本円で即時送金(LINE Payなど)。
* 販売手数料ゼロ

ポイント
売上金の半分を先払いで販売手数料ゼロ…!!
(AvacusFarm運営さんが負担しているということでしょうか?)
なんとも農家ファーストなサービス設計に、運営者の熱い想いを感じます。

この取り組みをスタートした想いを詳しく知りたい方は、以下をご確認ください。

「規格外農産物」を暗号資産の価値にかえる取組み

実績

サービスを利用して農産物を手に入れた人のコメントの一部を紹介します。全てを掲載しきれないくらいたくさんのコメントをtwitterで見つけることができました。

個人で作った農産物を販売する動きも

AvacusFarmでは、主に農業を専門的に従事する生産者が販売をしていますが、Avacusユーザーの中ではAvacusFarmを介さず個人で作った野菜をAvacusBazaar上で販売してみるといった活動をしている方もいます。AvacusFarmという取り組みが派生しています。

農業離れが進む日本で、個人がこうして自分の作った農作物を人に食べてもらう機会が作れるというのは、まさに流通の進化とトラストレスにお金を送金できる技術による恩恵ともいえます。世界はどんどん変わっているのです。このような形で農業に触れる人や興味を持つ人が増えることは、農業人口の減少の問題解決への手がかりになるかもしれません。

考察 – 社会問題と技術革新

農家では、形が良くない農産物は規格外として廃棄されてしまうというフードロス問題を抱えています。
また最近では新型コロナウイルス感染拡大で、飲食店が営業自粛、給食の休止などで販路に困っている生産者が増えています。
新型コロナウイルスにより確実に変容していくこの世界を生き抜く為に、ネットをつかった消費者と直接つながるあたらしい販路の獲得は今後のトレンドになるでしょう。
フードロス問題の解決という役割以外にも、家庭菜園で作ったような野菜を販売するといった個人が農業そのものに興味を持つきっかけを与えることは、人口減少により経済力が落ちていく日本が、少ない人口でも心豊かに生きていくために必要なことかもしれません。暗号通貨と農業で出来ることがまだまだたくさんありそうです。
ライトニングネットワークを使って動物に餌をやるというオンライン飼育がすでにありますが、オンラインの農業もアリかもなど妄想が膨らみます。

AvacusFarm面白い取り組みですね!
メグの住んでるマンション畑ついてるけど持て余してるって言ってたじゃん。初めてみたら?
子育てもちょっと落ち着いたし…植物育てるの好きだし…アリかも…!?

AVACUSの冠を使った活動

Avacusでは生態系を広げるための活動を歓迎しており、AVACUSの冠を使った活動がしたい、公式ロゴを使った活動がしてみたいという希望があれば、申請をすれば自由に使うことができるそうです。AvacusFarmもそうしてAvacusの冠を背負ってユーザー主体で進められています。元ラグビー日本代表で現在プロラグビー選手の長江有祐さんが主導で取り組んでいるファンと選手の関係を暗号通貨で変える「AvacusSports」をはじめ、その他様々な活動が自発的なユーザーにより広がっています。
参考:AVACUS公式ロゴ・公式キャラクター利用の手引き

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