2020年1月15日、VALUが暗号資産をお預かりする業務を断念することを発表した。
暗号資産に関する改正資金決済法に含まれる「暗号資産カストディ業務に対する規制」に対応できなかったことを理由にあげている。プレス
VALUは、編集部がブロックチェーン系サービスとして応援しているサービスの一つでした。
こうなることは薄々、感じてはいたのですが正直この発表はショックでした。
編集部の過去記事「改正資金決済法を受けた、各サービスの今後」の中にも書いているが、VALUは規制を受けての方針を7月に一度発表している。
その発表の時すでにわりと後ろ向きな印象を受けた。ライセンスの取得を考えてるといったことを言いながらも、6月に「Fundish」といった新たなサービスについてのプレスをリリースしており、その資金の使い方に、”暗号通貨サービスとしての”VALUというのは、わりと早い段階から諦めているように感じていた。本当はFundishを発表で資金を集めたかったがうまくいかなかったとかかもしれないが。
終了をさっさと決めるのは、ある種一般の株式会社としての経営判断として正しかったのかもしれません。
ただ、ブロックチェーンサービスとして未来を切り開いて行くのほどの気概はなかっただけかと。
一番悲痛なのは、VALUユーザーに思える。(とくに熱心に活動を続けていたVALUユーザー)
VA終了のニュースを聞いた時、ユーザーが怒り狂うのではないか思っていました。
何かちょっとした訴訟みたいなものを起こす人が現れてもおかしくないかもとすら。
そう思い、恐る恐るTwitterをサーチしてみると、サービスに対しての感謝を述べる声が多く、驚きました。
(コアなユーザーほど、怒りの頂点はすでに超えているとも考えられますが…
たしかにVALUが世間に影響を与え、「個人株」という新しいアイディアを生み出しました。
新しく個人が輝ける場を創り出したという意味で、とても意味があったと思います。
VALUのアイディアは面白いので、これをマネして交換業持った業者がやればいいのにと思うのですが…
交換業持った業者は、何の新規性もない取引所で儲かることしか頭になさそうなので期待薄かな…
以上、
ブロックチェーンサービスの悲しいニュースでした。
「2020年4月1日(水)以降、新しいVALUにアップデートできますよう準備して参ります。」
とのことなので続報を待ちたいとおもいます!