まとめ

NEMってなあに?(Symbol編)

こんにちは、BitcoinLIFE編集部です。
最近、NEM(XEM)が何かと話題です。前日比+20%超えるなど価格にも目に見えて現れています。一体、NEMに何が起きているのでしょうか?今回はNEMについて調べてみたいと思います。

目次

NEMの歴史

NEMといえば、POWやPOSといった当時メジャーなアルゴリズムを採用するのではなく、POI(Proof-of-importance)という仕組みを使うなど、思想に基づいた実装方針がありそれを着実にこなせる技術力がありました。

開発者に日本人がいることなどもあったせいか国内でも人気がありました。それでもビットコインほどに知名度のある通貨ではありませんでした。

ビットコインが200万円を超えるなど仮想通貨バブルが起き、「仮想通貨」「ビットコイン」という単語が世間一般の耳に入るようになりましたが、「NEM」という通貨が世間に広く知られることになったのは、悔しくもコインチェックのNEM盗難事件でした。

その被害額の大きさからも日本を超えて海外でも話題になり大変インパクトの大きな事件となりました。
この事件は取引所に問題があった(詳しくはこちら)わけで、NEMの技術基盤を揺るがすものでは全くありませんでした。
しかしながら、「NEM」や「仮想通貨」に対するネガティブなイメージを世間一般に与える大きな出来事になってしまいました。

NEMは、たしかな思想や技術がありながら、このような不遇な歴史を辿りました。

NEMの価格急騰

そんな不遇な歴史を辿ったNEMが、長い長い沈黙を破り、2020年8月後半に前日比20%を超える価格上昇が起きました。8/14には6円代だったNEMが9/3には17円に到達しおよそ4倍になっています。各々通貨が価格を下げるなかでもNEMのみ上昇する動きをみせ、素人が見てもわかりやすく注目を集めていました。国内での買いが大きいらしいというデータもあるようです。この価格上昇の理由はなんなのでしょうか?

NEM急騰の理由

NEMは「Symbol(XYM)」のローンチが決定しています。
目に見える材料といえばこのあたりなので、これらに対する期待とみることもできます。

その他の通貨も価格が上昇していたので、(その中でもNEMの上昇率は特出して高いですが)単純にそのトレンドにのっかってプチバブルのようなことが起きているだけかもしれませんし、そのあたりは本当のところはわかりません。
NEMに興味が湧いた人は、まずSymbolについてはもう詳しく知った方が良さそうです。

Symbolについて

様々なワードが飛び交い少々難しいと感じるかもしれませんが、ざくっとSymbolについて把握していきましょう。(気になるところは別途後日に深掘りしたいです)

Symbolってそもそもなに?

SymbolはNEMが提供する次世代のオープンソース分散型ブロックチェーンプラットフォームであり、企業をブロックチェーンに接続して、コストと複雑さを軽減し、価値を生み出す新しい方法を見つけるのに役立ちます。
これにより、速度、使いやすさ、セキュリティ、柔軟性が向上し、Symbolはエンタープライズユーザーと開発者の両方にとってスマートで効果的な選択肢になりました

上記が公式の説明文です。

XEMなど仮想通貨というのはブロックチェーン技術によってできる副産物のようなものです。その基盤のブロックチェーン技術にはプログラムが存在しています。ブロックチェーンそのものやそのプログラムは各通貨によって違います。NEMのブロックチェーンは、ビットコインともイーサリウムとも違う別のチェーンです。そのプログラムに大きな変更を加えて、今までの仕様ではなく新しい仕様のチェーンを作る計画が12月に予定されています。それがSymbolと呼ばれているものです。

Symbolは、”ビジネスとブロックチェーンの間の接続を具体的に構築するために開発された”、より実用性のある、使えるブロックチェーンだというざくっとした理解をしておきます。

より詳しく知りたい方は公式のFAQを読むことをおすすめします。

XYMってなに?

Symbolリリースに伴い新しくXYMという通貨ができます。XEM保有と同枚数のXYMを得ることができますがそれにはオプトインする必要があります。

オプトインってなに?

XYMをSymbolローンチ直後にもらうための意思表明のことです。

スナップショットってなに?

スナップショットとはある時点における状態を記録することです。誰がNEMをいくらもっているか?などを記録します。もらえるXYMの量は、そのスナップショットが行われた時点でのNEMの量になります。

XYMはどうやって手に入れる?

1. 欲しい人はまずオプトインして欲しいことを示す
2. スナップショットに備える
3. ローンチを待つ

※ローンチ後にオプトインをすることでもXYMを貰うことが可能(期限はローンチから6年後くらい)
※取扱い取引所があればそこから買うことも可能

NEM?XEM?XYM?

アルファベットが並ぶとややこしく感じるかもしれない。
NEM(ネム)はプロジェクト名(プラットフォーム名)でありブロックチェーン名である。
みんな一般的に通貨として呼んでいるNEM(ネム)は、正式にはXEM(ゼム)というのが正しい。

今度のSymbolローンチによりNEM(ネム)ブロックチェーン(正式にはNIS1)が、Symbol(シンボル)ブロックチェーンにアップデートされる。その新チェーンから生まれる通貨をXYM(ジム)と命名している。

NEMプロジェクトは今度2つのブロックチェーンで構成される
・6年間ダウンタイム、セキュリティ侵害、資産の損失が今まで一度もない(NIS1 / ニスワン)
・今回の大型アップデートチェーンSymbol

予定

2020年9月15日:オプトイン開始
2020年12月3-16日:スナップショット(あるブロック高)
2020年12月17日:Symbolメインネットローンチ


※2021.2.22追記:現在計画は延期
※2021.2.24追記:最新のスケジュールは以下です

2021年3月12日:スナップショット(日本時間9:50頃 #3105500ブロック)
2021年3月15日:Symbolメインネットローンチ

 

実際にどのように配られるかということについては、
以下の記事がとてもわかりやすくイメージが湧きやすいのでぜひ参考にしてみてください
https://www.cryptostream.jp/nem-symbol-optin-snapshot-11722/

NEM取り扱い取引所

– Zaif
– CoinCheck Symbol(XYM)への対応方針について
– GMO
– bitFlyer

各取引所がXYMに対応するかどうかは各取引所の判断になります。

編集部よりヒトコト

仮想通貨バブルにより普段投資などに興味がなかった層までもが投資をする現象が起きたのは、コインチェックのユーザービリティに優れたアプリがあったからとも言えます。分散投資をあまりしない日本人が投資に興味を持ち、それを気軽に行わせた意義はとても大きかったと思います。

しかし、取り扱われている各コインの違いについてしっかりと把握している人はどのくらいいるのでしょうか?しっかりと把握するには事前知識で必要なことが多すぎるのでなかなか難しいかもしれませんが、ざっくりとでも把握しようと考える人が増えていくと詐欺トークンに騙されたりする人も減ってくる(そして被害者が減ることで規制の緩和に繋がる)んじゃないかなと思います。

コインチェックの事件は大変残念でNEMも不遇な歴史を辿りましたが、今一度こうしてNEMへの世間の注目度がぐんと上がり、たくさんの人がNEMやSymbolに関心を持ち、調べるきっかけになったことを嬉しく思います。

過去記事

XEMってなあに(コインチェック事件ver)

XEMってなあに

参考:NEMが次世代エンタープライズブロックチェーン「Symbol」をローンチ

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