ねぇ、メグ。子供に「ママ、お金ってなあに?」って聞かれたら何て答える?
うーん…大事なもの、とか?w
でもさぁ、これ紙だよね。よく燃える紙だよね。
というと、諭吉(1万円札)に火をつけようとする編集長。
(※注意:紙幣を燃やす行為は犯罪になります
ちょっ、編集長、、わかった、紙なのは、わかったから、燃やしちゃだめー!!!
では、なぜただの紙が価値を持ち、みんなが大事にして、みんなが欲しがる紙になったのでしょうか?
池上彰さんの番組とかで、もうさんざんやったし聞いたから知ってるよーっという方も多いと思いますが、基礎中の基礎「お金」について学んで行きましょう。
お金の歴史
紙幣や貨幣がなかった時代では、人々は「物々交換」で必要なものを手に入れていました。
これあげるから、これちょうだいっといった形でやりとりをしていました。
でもそれだと、交換相手が見つからなかったり、交換しようとしてたものが腐ったり壊れてしまったり、価値のないものになったりしてしまうことがありました。
そこで、市場が生まれました。
そして、腐らないものを交換の媒介にしようと考えて、「穀物」や「塩、胡椒」などが使われるようになってきました。
さらに、もっと壊れにくくて、丈夫なものはないだろうかと考えた結果、金貨や銀貨などの硬貨が作られるようになりました。
そして、その後より便利な紙幣も誕生しました。
人類が知恵を出し、なるべくして今の姿へと進化してきたのですね。
ということは、今後も新しい人類の知恵でお金の形がさらに進化していく可能性もあるかもしれませんね。
お金の便利なところ
1. 物をスムーズに手に入れられる
2. 保存することができること
3. 持ち運ぶことができること
4. 細かく分けることができること
紙なのに価値があるのは
歴史はわかったけど、なぜ紙なのに価値があるという本題に戻ると
それは「この紙には、価値がある」ということを皆んなが信じているからです。
この紙は、日本という国(日本銀行)が発行しています。
日本の円は、世界的にもすごく信頼されています。
日本が発行した1万円にはちゃんと1万円の価値があると思われているのです。
「日本の円は強い」と色んな人がいっているのはそういうことです。
なのでギリシャ問題のような経済危機が起きると、世界の投資資金が円に集まり、円高が発生します。
日本の円は、世界的に信用されているのです。
実際に日本に住んでいる人たちは、普段そのことに全然ピンときていません。
「日本は借金が多い」とかそういう話も耳にはいってきますよね。
でも事実、円は強いし、世界的に信頼されています。
なんで借金が多いのに信用されてるのだろう?と
疑問に思った人は調べてみましょう。
まとめ
現代社会では、一人で生きていくことはできません。
(畑を耕し、家を建て、服を作りといったことが一人で出来る人は別です。
ここで私の好きなキャッチコピーを紹介します。
缶コーヒージョージアのCMのキャッチコピーです。
「世界は誰かの仕事で出来ている」
道路を作っている人達が休憩時間に、缶コーヒーを飲みながらスマフォアプリを触っている、
そのアプリを作ってるプログラマーは弁当を食べている、
その弁当を企画している担当者は農家から野菜を仕入れている、
その農家の野菜を運んでいるトラックの運転手がいる、
その運転手が新しく出来た道路を使ってその野菜を届けている。
そして、その道路を作ったのは、最初にでてきた工事現場のおじさんたちです。
といった内容です。
我々は必ず誰かの仕事に頼っていきていることを気付かせてくれます。
電気や、水道のインフラもそうですよね。
そのサービスをうけるためには、現代社会ではお金が必要です。
しかし便利だから、お金(紙幣、貨幣)を使ってきただけなので、
実は別に昔のように物々交換をしたって構わないのです。
例えば、フリマアプリのメルカリを使っていると、
自分の持っているものを売って、その売上金で自分がほしいもの買っています。
これは、物々交換をしているような気持ちになります。
お金は単純に、物やサービスの交換をする際の媒体であり、
当然ですがお金そのものが私たちを幸せにするわけではありません。
もちろんですが札束で溢れたお風呂に入っても幸せになれるわけではありません。
世の中では、お金でも買えないものもあるしね…。そう、人の心とかね…!!
(編集長なにがあった…w
例えば、金で女が手に入ると思ってる男には、金目当ての女しか寄って来ないっていう悲しい話だよ
(うぅ…詳しく聞くのはやめておこう…w
初級編:お金ってなあに?
おしまい