AvacusSalonの主催者に話を聞いてみた ——-
仮想通貨で割引してお買い物が楽しめるという新しい体験を提供するサービスAvacus
知るひとぞ知るサービスとしてじわじわと利用者が増え始めている。
最近、そのAvacus周辺で面白い現象が起きている。
ユーザーがその生態系を広げようと”自発的”に様々な活動を起こしている。
その活動のひとつ「AvacusSalon」
Avacusユーザーが発起して不定期でサロンを開いています。
8/25に行われたAvacusSalonは事業オーナー様・投資家様向けの
「Avacusをビジネスで活用するイロハ」というテーマでした。
編集部では残念ながら参加できなかったのですが、
主催者の方に話を聞くことができたので詳しく内容をまとめたいと思います。
Salonで実際に話された内容も含まれているとのことです。
VACUSに関わらず、仮想通貨、トークンエコノミーの未来について妄想が膨らむ貴重なお話になるかもしれません。
※資料などもご提供いただきました。掲載の許可をいただいております。転載等はくれぐれもご遠慮ください。
Avacus/vacus、Avasake、AvacusSalonとは
【Avacus】:Bitcoinなどの仮想通貨を使ってお得に買い物ができるサービス
【VACUS】:そのサービス手数料の還元を受け取る権利を持つトークン
【Avasake】:Avaholicが集まり、VACUSでお酒が楽しめるイベント
【AvacusSalon】:Avacusを知ってもらうための説明会のようなイベント
AvasakeもAvacusSalonもユーザーが発起し、ユーザーの手により行われているそうです。
Avacusについてもっと詳しく知りたい人はまずこちらの記事を参照ください。
主催者について
今回(8/25)のAvacusSalonの主催者は、30代女性
- 彼女自身も、vacusを保有
- 彼女の旦那も、vacusを保有
- 彼女の会社も、vacusを保有
VACUSを会社で保有するところがあってもおかしくないなとは思っていましたが、
実際に保有している会社の話を直接聞いたのは初めてでした。
そのあこさんが務める会社では動画制作などを請け負っていて、
たまたまAvacusのプロモーション動画の制作依頼があったことをきっかけに
あこさんはAvacusを知り、完全にAvaholic(Avacusに夢中になる)になったそうです。
動画制作をしている中で、動画の中の空想の世界だったBar Ava-sakeを実際にリアル店舗でやったら面白いのではないか?と発案し、Avasakeというイベントが誕生しました。
あこさんは、Avasakeを作った張本人とも言えますね。
法人でVACUSをもつ魅力
- レート向上により含み益が発生
- 含み益からAVACUSで物品を購入
- 社員のモチベーション向上を図る仕掛け(あこさんの会社ではサンクスカードポイントを導入)
- AVACUS ASK(Avacusクラウドソーシング)で業務を効率化
私が気になったのは3つめの
「VACUSを使った社員のモチベーション向上を図る仕掛け」
企業が社員のモチベーションをあげるために、社内ポイント制度(インセンティブポイント、ピアボーナス等)を検討したり実践しているとう話はよく聞きますが、暗号通貨によるインセンティブという例はあまり聞いたことがありません。
もしインセンティブが仮想通貨(例えばVACUS)だったら、
含み益を期待して抱えてるのもあり、
Amazonでお買い物するのもよし、
AvacusAskでVACUSで仕事を頼んでもよし、
このVACUSの自由度の高さは、たしかに会社のインセンティブ制度に向いてるかもしれません。
増える可能性のない円をもらうよりは、そちらの方がよりワクワクするかもしれません。
気になる税制度
仮想通貨の税務規制の現状
日本でも法整備が進められていますが、国税庁からは、「仮想通貨に関する所得の計算方法等について」という記事で個人所得税を対象にした発表がされているが2018年8月時点では、法人税を対象にした規制は発表されていない。
2.3. は、基本的にはこの国税庁のガイドラインに基づいた会計処理の説明なので割愛します。
ちなみに最近では暗号通貨の絡んだ会計に詳しい税理士なども増えてきているそうです。
企業のVACUS実用例
仕事柄多くの企業と交流のあるあこさんが企業の中でVACUSを活用している例をいくつか紹介してくれました。
case1. とあるコンテンツ制作会社の場合
コンテンツ制作の制作管理システムに「KPI達成に応じてVACUSがもらえる仕組み」を導入
モチベーションの向上、達成度の見える化
AvacusAsk開始後は自社リソースで賄いきれない分のリソースの補填
case2. とあるメディア企業
自社暗号トークン発行構想
自社暗号トークンを発行し、広告主に広告費のデポジットとして販売
AVACUSのスポンサー枠に上場して自社メディア以外の出口確保
広告主は、出稿予算としてだけでなくCRMに活用可能
メディアは、広告主への送客手段の拡大、エンドユーザーには新たな楽しみを提供
case3. 飲食店と農業
飲食店は、原価・人件費の負担のみで提供価格分のVACUSを入手、VACUSで仕入れ
農家は、値崩れのために廃棄していた野菜などを売ることでVACUSで獲得 直接販売
実用例とても興味深いですね。
ブロックチェーンが騒がれて色んな企業が暗号通貨を絡めたビジネスを模索、活用法について考えていましたが、何ができるのかを想像できて創造できる企業は多くありませんでした。
法規制を恐れ動きを止めてしまった企業も多く思います。
そんな中、AVACUS/VACUSに乗っかり、VACUSを会社として保有し、
それらを最大限に活用しようとするのは、たしかにすごく良い選択なのかもしれません。
(またAvacusのスポンサー枠制度についても、もう少し詳しく調べたいと思いました。もしかすると…これって結構凄いかも?)
AvacusAskの可能性
仮想通貨を使ったクラウドソーシング(AvacusAsk)がもうすぐ始まるそうです。
まだ詳細な内容が発表されていませんが、かなり広い意味のクラウドソーシングで色々なことができるのではと予想されています。
あこさんの会社でも既存のクラウドソーシングサービスをよく使っているとのことで、やはりクラウドソーシングへの企業の需要はかなり高いのでは…と推測されていました。
わたしもかなり需要は高いのではないかと感じています。
というのも今まで色々とVACUSでこんなことできたらいいのになってことを聞いてきました。
その色々なことのほとんどは、AvacusAskという枠組みを使えば実現できてしまうと気づいてしまったからです。
ということで、AvacusAskの可能性を考えると、まさに「可能性は無限大」と感じずにはいられません。
ただ、編集部でも既存のクラウドソーシングサービスについて実際使ったり調べていますが
企業側がワーカーを安く買い叩けるサービスとして流行り
ワーカーを搾取するサービスと化してしまった側面も見られました。
そのへんがAvacusAskについてわたしが不安に思っているところでもあります。
(普段ワーカーの立場に立つことが多いので尚更そちら側の気持ちになってしまいます)
それらを回避するには、”交渉”や、”ディレクション”等のワーカーと依頼者を円滑に繋ぐことが必要なのかなと感じています。
だったら、それすれもタスクにしてしまうのでもいいかもしれませんね。
できない人がいるなら、できる人がそこを担えばいい。
そんな感じで、とてもフェアで誰もが豊かになれる仕組みができてそんな世界が実現するとしたら
本当にわくわくする未来がまっているかもしれませんね。
まとめ
- すでに企業がAVACUSを活用し始めてる
- その活用方法はアイデア次第
- AvacusAskに、ますます興味深々
こちらがあこさんの会社が制作したAvacusのプロモーション動画第二弾です。
[仮想通貨でお得にお買い物ができるAVACUSで、クラウドソーシングが可能に]
この動画の中で、編集長が気に入っているのセリフを紹介します。
「仕事の対価が無限大」
「仕事の対価は通貨を選べる時代へ。」
現在、新動画も絶賛製作中でまもなく公開とのことです。
はじめは空想の話だった動画の世界の話が
実際に実現しちゃったりするAvacusのプロモ動画……必見ですね!!
あこさんがラジオパーソナリティをつとめる「あこにゃんのAvacusなう」というコンテンツが
現在Avacus非公式Discordで不定期で行われているそうです。
是非、タイミングが合えばディスコードを覗いて、ラジオ聞いてみたいです。
今回、貴重なお話を聞かせていただいた、あこさんに改めて感謝いたします。
以上、グッバイ! Let’s enjoy your LIFE!